1994-11-09 第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第9号
やはりある程度中身を詰めて引き渡してあげないといけないというわけですから、年金の保険料もある程度これは引き上げざるを得ないということだろうと思いますし、あるいはそのときに、当然、修正積み立て方式から賦課方式への移行も時代の必然だということもわかりますから、広く薄く負担をするという関係で、これは消費税をもって、税をもってこの部分を埋める。
やはりある程度中身を詰めて引き渡してあげないといけないというわけですから、年金の保険料もある程度これは引き上げざるを得ないということだろうと思いますし、あるいはそのときに、当然、修正積み立て方式から賦課方式への移行も時代の必然だということもわかりますから、広く薄く負担をするという関係で、これは消費税をもって、税をもってこの部分を埋める。
第三回の再計算は昭和四十九年度末を基準として行ったものでありますが、その所要財源率は、第二回の計算に対しまして年金受給者の増加、それから年々の制度改正等によりまして千分の九十九・五二から千分の百三十三・五九と大幅に増加をいたしたわけでございますが、御存じの修正積み立て方式をとりまして二二・五%を後送りにいたしまして、そして掛金率は千分の二の小幅な引き上げにとどめまして千分の九十八にしたという経緯がございます
もう一点は、農業者年金は従来より完全積み立て方式をとっておりますが、厚生年金や国民年金は修正積み立て方式をとっておりまして、標準保険料より納付保険料が相当下回っております。農業者年金についても、国庫負担をふやして修正積み立て方式をとっていく方向で検討したらどうかという意見もありますが、これについてはいかがでしょうか。
それに対しまして、今回講じられております措置は、お話のございましたような修正積み立て方式というふうなものを導入をいたしたわけでございますが、この修正積み立て方式と申しますのは、私どもの考えておりますところでは、いわゆる賦課方式ではなくてやはり積み立て方式である。それの修正をされたものであるということでございまして、ほかの共済の例にもあるわけでございます。
○田中国務大臣 でありますから、現在修正率が高いものでございますから、したがって、そのような方向であるというふうに年金局長は申したのでありましょうが、結論的にはいまの修正積み立て方式を基盤にしたいわゆる平準保険料の考え方、それに対する修正率というものであるということでございます。
現在、修正積み立て方式というものをとっておりまして、このように変動の激しい経済社会でございますから、将来の財政がどうなるか非常に心配だという山田先生の先ほどのお話は、私どもとしても動態の年金財政というものを考えてみます場合には、やはり同じような懸念を持つのでございますけれども、やはり社会保障制度の中の公的年金制度の組み立てというものを考えてまいります場合には、スライド財源を一般財源と区分して特別に現在
これまでの方式としましては、いわゆる修正積み立て方式、つまり将来の費用をある程度現在の段階において積み立てていく、また、ある程度は将来の加入者にこれを負担していただくという、ちょうど完全な積み立て方式と賦課方式との中間になるような方式で今日までまいってきております。
いまの年金、これは国年も厚年もですが、修正積み立て方式をとっているわけですが、この修正率は非常に高いということも皆さん御案内のとおりでございます。一体この修正率をこれ以上広げていっていいかどうか、これについてもいろいろ問題がある。それじゃ財政方式を切りかえる、これについてもいろいろと問題がある。
この際、もちろん現在の修正積み立て方式における修正率の問題、あるいは俗に言われている賦課方式というものをどういうプロセスとどういう範囲でこれを導入していけるか、五十一年度にその部分的なものができるかできないか、もしそれができないとするならば、今後においてそれをどのように進めていくかといったような問題をこの際検討をいたしたいというふうに思っていますが、後段の財政方式につきましては、だんだんといろいろやってみますると
基本的に、先生御指摘の点は、やはり今後長期的に見ると物価の上昇というものは傾向としては避けられないので、それに対応した年金制度あるいは年金財政の仕組みを結局は長期的にどう考えていくかということに帰着するのではないかと思いますが、そういう点につきましては、大臣もしばしば述べておられますように、将来の方向として現在の修正積み立て方式というものでいいのかどうか、これをどういうプログラムで賦課方式的な形に近
したがいまして、この観点から賦課方式がいいとか悪いとかという理論には発展をしないというふうに思いますが、いまこの保険料を徐々に上げていくというのは、先生御承知のとおり、現在の国民年金はいわゆる平準保険料より非常に低いわけでありまして、したがって、これを平準保険料に近づけていくための手法の一つでございますが、こうした手法で十分であるかどうかというような問題もあるものですから、私としては現在の修正積み立て方式
ただ修正積み立て方式は、国民年金に限って今度この改正案に載っておるのですが、私はちょっと変な言い方をしますが、江戸っ子方式だと思うのですね。お互い一般家庭で経験があるように、電気料や電話料の自動払いがありますね。
そこで、現在の修正積み立て方式、私はこれは非常によくて改定をする必要がないとは思っておりません。やはりこれにはこれなりの問題点があると思っておりますから、したがって、財政方式についてできるだけの知恵をしぼって、そして国民の間にはいろいろな御意見があろうと思いますが、これのコンセンサスを得て、財政方式を含めて年金の見直しをしたいというのが私の今日の心境であります。
完全積み立て方式から完全賦課方式に至るまでの間にいろいろなものがございまして、そのどれをとるかということについては今日まだ確定はいたしておりませんが、少なくとも今日の修正積み立て方式は余りにも修正率が高く、今日あのままでやっておったんでは年金の財政そのものとしても不健全であり、また、こうしたすでにもう老齢化したところの福祉年金受給者にも御満足を与えることができないということを踏まえるときに、財政方式
○田中国務大臣 いまの修正積み立て方式をこれ以上修正率を高くするということはもう困難だ、これは不健全だということにもなりますので、これを変えていくというと、おのずからあなたのおっしゃるいわゆる賦課方式に近いものにだんだんとなっていくことになるだろうと思います。 ただ、ここで賦課方式というものは一体何であるかということをお互いにこれは考えてみなければならぬと思うのであります。
いまの厚生省や政府の中、そしてまた与党である自民党の中で、財政方式の問題の中で、賦課方式と修正積み立て方式の問題で、世代間の公平というものを一つの論点として、それはすぐやるにはどうであろうか、そのような論議があるようであります。世代間の公平ということを形式的に解釈した論議が多いようであります。
○齋藤国務大臣 現在の財政方式は積み立て方式でございますが、これは完全積み立て方式ではない、御承知のように修正積み立て方式でございます。特に国民年金などはそれはもうたいへんな修正積み立て方式でございます。
○国務大臣(齋藤邦吉君) まず第一の賦課方式、修正積み立て方式の論議につきましては、昨年来当国会においてもいろいろ御審議願ったところでございます。一言で申しますと、私どもは現在でも修正積み立て方式、これは考えようによれば修正賦課方式かもしれません、これはある意味からいいますと。
まず、財政方式につきましては、従来は修正積み立て方式というふうに大臣は言っておられるようでございますが、この際賦課方式に改めるべきではないかという考え方を持っておるわけでございます。これについて大臣の御見解を承りたいと思います。
私は先ほどから最低保障額やスライド制の問題について大臣の見解をお伺いしてきましたが、今日、この年金制度の充実というのが社会的緊急の課題として要請されている今日でありますだけに、いままでとられてきた修正積み立て方式から、年金の金は年金のために使うという賦課方式に転換をしていくという思い切った私は措置をとるべきじゃないのか。 これについては今日まで多く論議をされてきました。
それから二番目のお尋ねは、現在の修正積み立て方式を賦課方式にという問題、これはもう昨年法律改正の際に非常な論議をされたわけでございまして、結論的に申しますと、現在の積み立て方式も実は完全積み立て方式じゃない、修正積み立て方式でございます。そこで、私も、この修正積み立て方式というのは、老齢者の方々の数が老齢化社会が実現してある一定の定常化した段階においては、私は賦課方式になっていくと思います。
○案納勝君 全く時間がなくなったので年金問題はあと一点だけにしほりますが、いま言われた賦課方式の問題に関係をするんですが、今日の修正積み立て方式でいった場合に、大臣の言われる幾らの年金にするかが先決だと言われるように、生活ができる年金にいつするかというのが先決だと思う。
十兆円になんなんとする積み立て金というものは目減りをしてしまう、一方、今日の六十五歳、七十歳というお年寄りが生活を安定さすためには、まあ乱暴な意見ですが、十兆円の積み立て金を全部取りくずして五万円なり六万円なりの水準を確保するというならいざ知らず、それは今日なかなか言うべくして無理だろう、といって一方お年寄りの今日の物価高に対する生活危機、不安というものはとうていぬぐい去れない、だからこの際、修正積み立て方式
現在の財政方式は御承知のように積み立て方式でございますが、修正積み立て方式でございます。修正積み立て方式と申しますのは、厚生年金で申しまするならば、大体は三分の二くらい国は給付費負担をいたしておりますから、これはある意味からいうと、国の部分については完全賦課方式でございましょう。しかし全体で考えてみると、厚生年金に関する限りは、三分の二が積み立て方式である。
○政府委員(横田陽吉君) 修正賦課方式というのは、私ども採用いたしておりませんので、またどういうふうな概念かよくわかりませんが、完全積み立て方式を修正いたしていくのが修正積み立て方式というふうに考えておりますので、賦課方式の場合はおそらく修正賦課方式ということが成り立つかどうですか、単年度単年度に照会するか、あるいは数年をくくりまして、その数年の期間でもって収支のバランスをとるようなかっこうにいたしますので
○政府委員(横田陽吉君) ことば自体が適正かどうかは別といたしまして、なればこそ私どもは修正積み立て方式というふうなことばを使用いたしております。
修正積み立て方式、あるいは賦課方式というようなことに、この際、考え方を改めるべきではないか、こういうふうな御指摘でございますけれども、やはり世代間の負担の不公平をもたらさないようにする、将来の加入者の負担が過重にならないようにする。こういうようなことからいいますと、制度運営の基本的なあり方ということについては、変更をすべきではないのではないだろうかと、こういうふうに実は考えておるわけでございます。
そして、そこで当然、完全に実行もできない積み立て方式に固執しながら、現実においては、修正積み立て方式にならざるを得ないというのが現状ではないでしょうか。それを部分的な、都合のいいところだけ取り上げて、そしていかにも賦課方式は危険な、先のことを考えない乱暴な意見のことのように言いますけれども、積み立て方式こそ危険きわまりない方式であって、現実がすでにくずれておるじゃありませんか。
まあいろいろ議論はあろう思いますけれども、私は、やはり現在程度のその修正積み立て方式を維持しまして、その積み立て金——これだってまあすぐになくなる、大体昭和七十年ぐらいには、なくなるんじゃないかというふうに思うわけでありますが、インフレがこう速いと、もっと早くなるかもしれません。
○大山政府委員 どういう財政的なやり方をするかということであるならば、これは本来的には完全積み立て方式が最も好ましいし、現実には、厚生年金等においては修正積み立て方式が行なわれているということでございます。
厚生年金や国民年金は修正積み立て方式ですね。だからこういう措置がとれる。なぜ農業者年金だけ完全積み立て方式でなければならぬのですか。ほかの水準並みじゃないじゃないですか。